• 数と式 • 根号計算 • 場合の数.順列.組合せ • 確率 • 2次関数 • 2次不等式 • 集合・命題・条件・証明 • 正弦定理,余弦定理 《数学Ⅱ・B》 • 数学Ⅱ 指数関数.対数関数 ♪♥ この教材は,高校数学の基本問題のうち,対数計算(2)の「マイナーチェンジありカバー版」「パソコン用」ページです. ♫♣ 元の教材が通信トラブルなどで読めないときに,こちらを使ってください.なお,学習の記録は付いていません. |
== 対数の計算(2) ==■解説[要点] 対数の計算公式 (3)(4)(5)で変形して(1)(2)で締めくくるのが基本です. ○ 数値に直す公式
・・・(1)
○ 変形するための公式・・・(2)・・・(2’)
・・・(3)
(ただし,a>0, a≠1 , M, N>0)・・・(4) ・・・(5) |
※変形は「分ける」のでなく「集める」方が多い
(3)(4)(5) 通常の教科書、歴史上の意義:右辺→左辺 高校生が出会う問題: 左辺→右辺 通常、教科書や参考書においては(3)(4)(5)は、左辺と右辺が逆になっています.しかし、高校レベルの対数計算、対数方程式、対数不等式などを解く上では、左辺を右辺に変形する場面の方が多く、このページでは、通常の書き方と左右を逆にしています.
※例外 「log56をlog52とlog53で表せ」というような問題では「分ける」方向で変形しますが、高校生が出会う問題の中ではわずかな量です. |
(証明)
次の対数の定義を用いると(1)~(5)が示せます.
ab=c b=logac
(1)←a>0のとき a0=1 だから,これを対数の形に直すと 0=loga1 となります. (2)← a1=a だから,これを対数の形に直すと 1=logaa となります. (2')← (4)が使える場合[(4)の証明を先に行っている場合] =loga1−logaa=0−1=−1 となります. (5)が使える場合[(5)の証明を先に行っている場合] (2)によりこれは−1に等しい |
(3)← ap=M, aq=N・・・[#1]のとき MN=ap+q だから、これを対数の形で表わすと p+q=logaMN・・・[#2] (#1)よりp=logaM,q=logaNだから [#2]に代入すると logaM+logaN=logaMN (4)← [#4に代入すると (5)← |
[参考]
(3)(4) ○「和→右辺は積,差→右辺は商」ということですが |
(5)
また,次のように「対数にする」変形もよく使います. 2=2log22=log222=log24 |
【問題1】 次の式を簡単にしてください. (選択肢の中から正しいものをクリック)
(1)
(2)
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(3)
(4)
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(5)
(6)
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(7)
(8)
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(9)
(10)
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(11)
(12)
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【問題2】 次の式を簡単にしてください. (選択肢の中から正しいものをクリック) 分数
(1)
(2)
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累乗根
(3)
(4)
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係数が付いている場合
(5)
(6)
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総合問題
(7)
(8)
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(9)
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(10)
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